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❮旅❯ジャカルタの交通事情をまとめてみた~ジャカルタinインドネシア旅行記番外編⑵

ジャカルタ旅行記番外編第二弾は、ジャカルタの交通事情についてです。

 

世界一の交通渋滞の都市と言われるジャカルタで、どこかに移動したい時は何を使うのがよいのか?

 

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ジャカルタで移動に使える、

  • タクシー
  • 電車
  • バス

について、実際に使ってみた感想をもとに書いていこうかと思います。

 

最初に重要なことを言っておくと、これらの交通機関、英語が通じないことがほとんどです

行き先を書いた紙などを持っておくことをおすすめします。

 

 

タクシー

結論から言うと、一番のおすすめはタクシーです。

 

理由は、

  • バスや電車は乗り方が少し難しい
  • 行きたい地点まで連れていってくれる
  • 初乗りが日本に比べて圧倒的に安い

といったところでしょうか。

 

初乗り運賃はブルーバードタクシーの場合、6500ルピア(日本円で約60円ちょい)なので、とても安く市内を移動することが可能です。

 

デメリットとしては、

  • 交通渋滞に巻き込まれると時間が予想以上にかかる
  • 変なタクシーにつかまるとぼったくられることもある

といったところです。

 

一つ目の交通渋滞に関しては特に説明する必要もないと思いますが、二つ目のタクシーに関しては注意が必要です。

 

ジャカルタに馴れていない場合はブルーバードタクシーをおすすめします。

 

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ピンぼけしていて申し訳ないのですが、この水色の車体が特徴的なのがブルーバードタクシーになります。

このタクシーが良い理由は、メーター制をとっていて、しっかりとしたタクシー会社が運営しているのでトラブルに巻き込まれる心配が少ないからです。

 

街の中をたくさん走っており、色も分かりやすいので見つけやすいかと思います。

日本と同じように手をあげてタクシーをつかまえましょう。

 

ただ、同じような色をしていてブルーバードタクシーを装っているタクシーもあるようなので気をつけて下さい。

フロントガラスにあるブルーバードマークがあるかないかで見分けることができるので、呼びつけたもののこれは違うとなったら、使うのは控えた方がよいかもしれません。

 

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ちなみに、トゥクトゥクみたいなやつもありますが(上の写真、バジャイと言います)、これは英語が全く通じないし、運転が荒いことも多いので上級者向きです。

 

 

電車、バス

電車とバスは乗り方が似ています。

 

ここでのバスというのは、トランスジャカルタという一番安心して使えるバスを指すことにします。

他のバスはかなり現地の人向きのものなのでかなりの上級者向きです。

 

乗り方は、まず駅員さん(バスも停留所にいる)から乗車カードを買います。

写真はコタ駅の電車乗り場にて。

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このときに、係りの人に行き先を伝え、そこまでの金額がチャージされたSuicaのような交通カードを買うことになるのですが、ここにおいてもインドネシア語しか通じないことがほとんどです。

 

ここが難しい理由です。

行き先を伝えられとしても、いくらするのか聞き取れないと困ってしまうかもしれません(とはいえ、かなり安いので大きめのお金をだしておけばお釣りが来るから問題ないっちゃないですが)。

 

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電車の交通カードはこんなかんじ。

 

このカードを、

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この改札のところでピッとすればおっけーです。

 

ちなみに銀のバーは手動です(笑)

 

この流れはトランスジャカルタのバスも変わりませんでした。

ただバスはたまーにスリがあるというので貴重品には気をつけて。

 

 

ところで、電車は皆日本のお古です。

たしか京急電鉄かな、この電車は。

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電車の中も、日本の様子とかなり似ています。

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ちなみに、電車の中では男性は子供や女性、ご老人には席を譲るのが当たり前という感じで、男性はみんな譲っていてびっくりしました

なかなか心があたたまる光景が見られるかと思います。

 

ぼくも郷に入れば郷に従えということで、子どもを抱えた女性に席を譲りました。

 

 

最後に。歩く上での注意点

最後に歩く際に気を付けたいことを少し。

 

まず、ジャカルタは日本のようにちゃんと歩道が整備されている道が少ないです。

 

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この写真の歩道なんてとてもよいほうです。

下手すれば歩道すらないなんてこともよくあります。

 

 

そして何よりも気を付けたいことは、車やバイクにとって交通ルールなんてあってないようなものだということです。

 

どういうことかというと、赤信号でも平気で無視するバイクもいるし、人が横断していても平気で飛ばしてきます

スレスレで当たらなければおっけーなのです。

 

道を横断することがある場合は、馴れないうちは現地の人の後ろにくっついてわたるのがいいと思います。

 

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それか、大通りにはこの写真のような歩道橋があるのでこれを使いましょう。

ただ、夜はここでお金を要求されるなどの話もあるので、夜使うのは避けた方がよいでしょう。

 

ちなみに、トランスジャカルタのバス停はこの歩道橋からでないと行くことができません。

歩道橋の真ん中からバス停におりるための橋があるのです。

 

 

色々紹介しましたが、馴れないうちはジャカルタの交通事情は難しく感じることも多いでしょう。

より安心できて使い安いものを使い、徐々に馴れていけるとよいのではないかと思います。

 

 

この記事が少しでもお役にたてれば何よりです。