本から明日をつくる

《経済学の大学院を修了しベンチャー企業で働く管理人》が、“ビジネス”と”人生”を深くする教養をお届けします。【様々なジャンルの本から学べる明日に活かせる知識・視点】と【日本と世界のあまり知られていない世界の魅力】を発信しています。

歴史

お金の表示価値と本当の価値の違いとは?江戸時代の小判から考えてみた

お金の本当の価値って何だろう?昔お金として使われていた小判の特性を考えることでお金の本質が見えてきます!

【書評】人類史上最悪の虐殺を今の人はどう捉える?~新川加奈子『カンボジア 今ーポル・ポトの呪縛は解けたのか』

本の内容 今回紹介するのは、新川加奈子『カンボジア 今ーポル・ポトの呪縛は解けたのか』(燃焼社)です。 東南アジアで最も開発が遅れてきている国の一つのカンボジアに、NGO現地代表として国際援助活動を行った著者が、ポル・ポト政権の現在への影響とい…

歴史とは何か、考える

こんにちは。 ここ最近修士論文の構想を練っていたりでなかなかブログの更新ができていませんでした。 これから随時更新していきます。 ところで、今日は書評ではありません。 ここ最近、大塚久雄に関連する本や論文を目にする機会があって、歴史というもの…

【書評】現代社会における地位は親から子へと受け継がれるのか、歴史から検証する~グレゴリー・クラーク『格差の世界経済史』①

本の紹介 今回紹介するのは、グレゴリー・クラーク著『格差の世界経済史』(日経BP社)です。 原題はThe Son Also Arises (子孫はふたたび繫栄する)であり、世代をこえた社会的流動性(ざっくり言うと、世代をへだてたらその家系の社会的な地位はどれだけ変…