本から明日をつくる

《経済学の大学院を修了しベンチャー企業で働く管理人》が、“ビジネス”と”人生”を深くする教養をお届けします。【様々なジャンルの本から学べる明日に活かせる知識・視点】と【日本と世界のあまり知られていない世界の魅力】を発信しています。

【書評】政治

【書評】グローバル化に移民...これからの世界経済を読み解く~~エマニュエル・トッドほか『世界の未来-ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義』②

今回紹介するのはエマニュエル・トッドほか『世界の未来-ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義』(朝日新書)です。 内容が濃いので前半はこちらの記事にまとめました! honkaraasuwotukuru.hatenablog.com さて、この本の後半は、資本主義を研究…

【書評】これからの世界はどうなる?世界の知識人たちが予想する政治経済~エマニュエル・トッドほか『世界の未来-ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義』①

今回紹介するのはエマニュエル・トッドほか『世界の未来-ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義』(朝日新書)です。 本書は世界的な歴史家・人口学者であるエマニュエル・トッドをはじめ、現代最高の知性と呼ぶにふさわしい計4人の学者たちによる…

【書評】人口世界第4位の国はまだまだ発展し続ける~佐藤百合『経済大国インドネシア 21世紀の成長条件』~

今回紹介するのは佐藤百合『経済大国インドネシア』(中公新書)です。 この本は2011年に出版されたもので、現代のインドネシアについて書き記したものとなります。 インドネシアといえば? インドネシアと聞いて何を思い浮かべますか? イスラーム教、スマ…

【書評】人類史上最悪の虐殺を今の人はどう捉える?~新川加奈子『カンボジア 今ーポル・ポトの呪縛は解けたのか』

本の内容 今回紹介するのは、新川加奈子『カンボジア 今ーポル・ポトの呪縛は解けたのか』(燃焼社)です。 東南アジアで最も開発が遅れてきている国の一つのカンボジアに、NGO現地代表として国際援助活動を行った著者が、ポル・ポト政権の現在への影響とい…